INTERVIEW
お仕事インタビュー & 一日の流れ
看護師

現場で働く看護師の皆さんに、お仕事インタビューと、1日のお仕事の流れを伺いました。
お仕事インタビュー
INTERVIEW
Q. 当センターで働こうと思ったきっかけは何でしたか?
・看護学生の実習のとき、担当の看護師の方のその人に合わせたケアをしている姿や利用者様を尊重した関りが素敵だったので。
・友人の紹介で見学した際のセンターでの雰囲気や利用者様や子どもたちの笑顔に惹かれました。
・施設見学をして利用者様も、働いている職員も印象がよかったのでここで働きたいと思いました。
Q. 一般病院の看護と比べて、障害児者施設での看護の違いややりがいはどんな点ですか?
・一般病院と比較すると、入退院や検査出し、ナースコール対応が少ないので、利用者様一人一人にじっくり向き合えます。
・病棟の利用者様は入所期間が長いので、継続して看ることができます。本人の障害や医療的ケアなどの特徴に合わせた個別性の高いケアを看護師だけでなく、医師や介護職員と協力して行うことだと思います。
Q. 障害のある子どもたちと関わる中で、特に大切にしていることは何ですか?
・自身で快・不快を訴えることが困難な利用者がほとんどですが、接する際には業務をこなすのではなく、自分の大切な人だったらどうしてほしいか、何をされたくないかという視点を持つことを心がけています。また、声かけをしながら、普段と違和感のあるところはないか、表情も含め、全身状態の観察を特に大切にするようにしています。
Q. チーム(医師・リハ職・介護職など)との連携で印象に残っているエピソードを教えてください。
・ケースカンファレンスでの各部署からの積極的な発言です。各職種、利用者様への熱い思いが伝わります。また、提案した計画をスタッフみんなで協力、実践し良い結果が得られたときやりがいを感じます。
・夏祭り、誕生会や外出などのイベントです。介護職の方が企画し、人工呼吸器装着の利用者様も医師と協力してイベントに参加できるよう調整を行います。障害があったり医療ケアが必要でもチームで連携して利用者様が楽しく過ごせるよう協力します。
Q. この職場で働くことで、看護師としてどんな成長ができると感じていますか?
・「人を看る」看護師としての成長。病状だけでなく、その利用者の人生背景を理解した上で
関わるので共感力・倫理観・責任感が深まると感じます。
・障害や医療ケアがありながらも本人が楽しめる事を支援するなど、より生活に寄り添った看護を学ぶことができます。
・言葉が話せなくても表情やわずかな発声から気持ちをくみとる力、観察力があがります。
Q. これから入職を考えている看護師さんへメッセージをお願いします。
・当センターでは看護を通して一人一人の利用者様としっかり向き合うことができます。長期的な支援や生活支援が好きな方は楽しめると思います。
・子どもが未就学児で何度も退職を考えましたが先輩にはげまされ、今は続けてこれています。様々な事情があってもまず面接で話に来てほしいと思います。一緒に働きましょう!
・当施設では地域医療を支える重要な役割を担っていると思います。医療ケアが必要なご家族の心の支えとして、一緒に考え学びましょう。
・人の生きる力を目の当たりにすることができ、人生観がかわります。
1日のお仕事の流れ
FLOW
【日勤帯】出勤・朝のミーティング
看護師と療育員(介護福祉士、保育士、指導員)が一緒に朝のミーティングを行います。利用者の健康状態やその日の検査、処置、活動などの予定を確認しながら一日の流れを共有します。
朝の健康チェック
バイタルサインの測定を行い、意思表示が難しい利用者のわずかな変化を丁寧に観察しながら、朝の健康状態を把握します。児童・生徒の利用者については登校の可否を判断し、隣接する特別支援学校へ安全に送り出します。また、その日の体調や留意点を学校側へ引き継ぎ、安心して安全に学校生活を送れるよう連携を図ります。
検査・処置などの実施
呼吸補助装置(人工呼吸器・コンフォートカフ等)による呼吸管理、吸引や吸入などの医療ケアを安全に行いながら、実施前後の全身状態を丁寧に観察します。また、服薬管理や経管栄養、入浴介助など日常生活に必要なケアを行います。
活動・外出支援
看護師と療育員が連携し、安全を最優先に利用者様の療育活動や外出を支援します。活動・外出中は健康管理に十分配慮し、必要に応じて吸引や人工呼吸器の管理等の医療的ケアを行いながら、安心して楽しい時間を過ごしていただけるよう支援します。
ケースカンファレンス
医療職(看護師・医師・リハ職)と福祉職(療育員など)の多職種が参加し、カンファレンスを行います。多職種で意見を出し合うことで、利用者を多角的にとらえ、チーム全体が同じ方向を向き、継続的で一貫した支援につなげます。
記録・申し送り
看護記録を整理・入力し、利用者の状態変化や実施した処置内容、観察のポイントを明確にします。次の勤務者へ申し送りをし、切れ目のない安全で質の高いケアの提供につなげます。
【夜勤帯】
夜間は静かな環境の中で、バイタルサインの確認や体位変換、吸引、経管栄養などの医療ケアを行いながら、わずかな体調の変化も見逃さないよう丁寧に観察します。また、人工呼吸器などの医療機器の管理やアラーム対応を適切に行い、利用者が安全・安心して休息・睡眠をとれるよう環境を整えます。